こんにちは!ぷくぷくです。
今回は、文武両道の大切さを伝えるための記事です。
私自身は、社会人になるまで柔道一筋でやってきました。
学生の頃は、
「勉強なんか赤点取らなければいい」
こう思っていて、テスト前に少し勉強する程度でした。
そして、特に柔道以外のスキルを何も身につけないまま、社会人となったのです。
今になって思うことは、
- もっと勉強しておくべきだった
- 柔道以外のことにも、関心を持って取り組むべきだった
このように感じています。
特にこれからの時代、柔道以外のスキルをもっておくことは重要となっており、文武両道が必須の時代となっています。
なぜ、文武両道が必要なのか?
柔道が強いだけでは社会で通用しない
昔は柔道が強いというだけで、社会で通用する時代もありました。
しかし、今の時代、柔道が強いというだけでは社会で通用しなくなっています。
もちろんオリンピック選手などの有名な選手となれば話は別ですが、それ以外の人は単に柔道が強いというだけでは、厳しいです。
社会人として求められているのは、
会社や社会全体の利益に貢献できる人材です。
例えば、皆さんが採用担当者だったとして、
もし、このようなAさん、Bさんがいたとして、どちらを採用したい思いますか?
もちろんこれだけでは、測れないことも多いですが、少なくとも柔道以外のスキルを持っていることや、勉強もできるということは、大きな武器になはずです。
例えば、警察官の採用試験にしても以前は、柔道が強くてスカウトされたら、少しくらい勉強ができなくても受かっていました。
しかし、最近はどんなに強くても筆記試験ができていなければ、普通に落とされてしまいます。
これは警察官に限らず、いろんな職種においても同じように変化していると思います。
このように時代は変わってきているので、柔道以外のスキルを身につけておくことが重要となっています。
文武両道はリスク分散になる
文武両道はリスク分散になります。
今現役で柔道をやっている人も、いずれ引退する時が来ます。
優秀な成績を残し、引退後も柔道だけで生活できる人も一定数います。
しかし一方で、多くの人は引退後、別の道を歩むことになります。
そんな時、他のスキルを身につけておけば、その後の人生に役立ってくるのです。
一つのことしかできないというのはリスクが大きいです。
もしその得意が通用しなくなった時、得意が何もなくなってしまいます。
複数のスキルを持っておくことで、柔道を引退した後でも柔軟に対応できるようになるのです。
将来の選択肢が広がる
柔道以外の得意をもっておけば、将来の選択肢が広がります。
柔道引退後に
- 柔道を活かした道に進む
- それ以外の得意を活かした道に進む
このように得意なことを活かした道を選べるようになります。
そもそも、柔道しかしていなければ、自分には柔道以外に何が向いてて何が得意なのか知ることもできません。
それだけ、視野が狭い状態となってしまうのです。
自分の得意を仕事にすることは仕事選びにおいてとても重要です。
自分の得意なことを知っていれば、就職する時に、自分の進みたい道が明確に見えてくると思います。
文武両道は中途半端なのか?
このような意見も多いと思います。
しかし、私はこれは違うと思います。
中途半端になってしまうのは、結局どちらのことも真剣に全力で取り組めなていないからだと思います。
柔道の朝比奈選手はトップレベルで活躍しながら医学部に合格しています。
このような厳しい練習を日々行っているトップレベルの選手でさえ、しっかりと勉強も両立してやっているのです。
もちろん、才能もあるかもしれませんが、それだけではなく、相当な努力をしてるはずです。
自分には才能が無いと言って何もしない人は絶対に成長しません。
人によって差はあるかもしれませんが、全力で真剣に取り組めば、どんな人であっても力は付くはずです。
そうやって、自分という人的資本を育てていくことこそが人生において大切なのです。
文武両道を中途半端なものにするかどうかは、自分がどれだけ真剣に全力で取り組めるかどうかだと思います。
真剣に全力で取り組めない人は、文武両道でなく、一つのことであっても結局、中途半端に終わってしまうのです。
まとめ
今回は、文武両道についてでした。
時代は変化しています。
昔は柔道が強ければそれだけで通用していたところもありましたが、今は文武両道が必須となっています。
それは、私自身が今こうして痛感しているからこそ、他の人にも伝えたいことなのです。
確かに文武両道は一つのことに集中するよりも、より多くの努力が必要となり大変です。
しかし、その苦労が自分を成長させることができ、将来に生きてきます。
将来のためにも、今を大切に頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。