こんにちは!ぷくぷくです。
今回は柔道での基礎の重要性を伝えるための記事です。
基礎が大事というのは、たぶん多くの人が言われてきたことであり、
こう思う方もいるかもしれません。
しかし、柔道において基礎を身に付けるというのは本当にとても大事なことです。
これは私自信が今までの柔道経験で感じてきたことであり、
そして、もっと基礎を大事にしていれば良かったと後悔していることでもあります。
そこで今回は、基礎の重要性を再認識してもらうためにも、なぜ基礎が大事なのかということについて説明していきたいと思います。
なぜ基礎が大事なのか?
基礎が大事というのは何も柔道に限ったことではなく、他のスポーツでも同様であり、またスポーツ以外のことでも同じことが言えると思います。
例えば、家を立てる時でも、建物を支える基礎がおろそかな状態で、どれだけカッコ良くてお洒落な家を建てたとしても、大きな地震など起これば倒壊してしまいます。
柔道でも基礎をおろそかにしてしまえば、いつか限界がきてしまいます。
そんな時に、基礎を身につけておけば良かったと思っても、既に変な癖がついてしまっていたりして、なかなかそこから基礎を身につけ直すの難しいのです。
基礎がしっかりできている選手というのは、その後の伸びしろも大きいように感じます。
最近は動画などでいろんな技術が見れるようになっていますが、応用的な技術をマネするのは、基礎をしっかりと身につけてからの方が良いと思います。
基礎ができていないまま、応用的な技術をマネしても、一時的には技がかかったりするかもしれませんが、長い目で見た場合に変な癖がついてしまったり、怪我につながったりする恐れなどがあります。
なので、長い目で見て、まずはしっかりと基礎を身に付けるようにしましょう。
基礎を身に付けるには?
柔道で基礎を身に付けるには、
- 打ち込み
- 移動打ち込み
- 投げ込み
こういった基礎練習と言われるものが大事です。
たぶん、多くの人が毎日やってる練習だと思います。
特に高校生くらいまでは、こういった基礎練習にけっこうな時間をかけて行うと思います。
それだけ時間をかけて行うくらい、基礎練習というのは大事な練習なのです。
しかし、基礎練習って乱取りなどと比べて、地味な練習なので、あまり好きじゃないという人も多いのではないでしょうか。
しかし、この地味な練習こそ大事な練習であり、また毎日やる練習だからこそ意識のもち方が重要なのです。
例えば、毎日行う打ち込みにしても、
- 打ち込みをアップ程度に考えてる人
- 一本一本形を意識して打ち込みをする人
この両者では1年後には大きな差が出ます。
一日で見ればあまり変わらないかもしれませんが、長い目で見た場合、大きく変わってるはずです。
しかし、基礎は身に付くまで時間がかかるものであり、また地味な練習の為、なかなか意識を高くもち続けることが難しいかもしれません。
でもここを我慢して毎日意識してやっていくことで、他の人と差をつけれるのです。
また、基礎練習はただがむしゃらにやれば良いというものでもありません。
何も考えずにがむしゃらにやっているだけでは、あまり効果のない努力となってしまいます。
大事なことは、しっかりと正しい形で行うことであり、その為には、指導者に指導された形をしっかりと意識し、また鏡を見たり、動画を撮ったりして、定期的に技の形を自分で確認するようにしましょう。
目先の結果に固執するよりも長い目で考えよう
目先の結果に固執し、基礎が身についてない状態で、変則的な柔道を行ったり、掛け逃げのような技で勝ちを狙うなどしている人を今まで何人か見たことがあります。
私の知る限りで、その当時は勝ててても、その後伸びていった人を見たことがありません。
もちろん、人それぞれ考えがあり、それが悪いという訳ではありません。
しかし、もし長く柔道を続けるつもりなら目先の結果に固執するよりも、先を見据えてしっかりと基礎を身につけることに重点を置いた方が良いと思います。
指導者としては、自分が指導している間に活躍して欲しいという気持ちもあると思いますが、たとえ目先の結果を得ることができなかったとしても、その選手にとって長い目でみて成長できる指導をすることが大切だと思います。
ただ、目先の結果を大事にしなくて良いという訳ではありませんし、何より勝ちにこだわらない柔道は面白味にも欠けると思います。
矛盾しているようにも聞こえるかもしれませんが、結果を大事にしつつも固執せず、長い目で見てしっかりと基礎を身に付けることが大切だと思います。
まとめ
今回は、基礎の重要性についてでした。
こんな当たり前のこと分かってると思う人もいるかもしれませんが、毎日練習していると意外と基礎の重要性を見失ってしまいがちです。
私自身も、いつの間にか基礎がおろそかになっていたという経験があります。
- こういう組み方をすれば技がかかるかもしれない
- この変わった技の入り方は良いかもしれない
こういったことを思いついたりすることがあると思います。
こういった発想は大事なことでもありますが、いつの間にか基礎がおろそかになっていた、そういうこともあるので気をつけなければなりません。
柔道を始めて間もない人はもちろんですが、長年柔道を続けているという人も、今一度基礎の重要性を考えてみるのも良いかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。